1997年 度日本鋼構造協会東北地区優秀作品
所 在 地 | 宮城県松島町 |
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コンセプト | 日本三景の一つである松島の新しい名所になるような魚屋。敷地は、博物館の駐車場。 売り場内の構成、大型観光バスのスムーズな動きの実現などを前提とした構造シミュレーションの結果、船のような形になり魚屋にふさわしい外観になった。 |
特 長 | 床の構造に折板サンドイッチスラブを採用。2方向スラブとし、2階・3階の床の要所をメガトラスで吊ることで長大なスパン(最大21.8m)をとばした。 売り場部分の床の支え方は、立体解析により力の流れの全体像や各部材の変形、応力を把握し、応力に応じた最小断面を配置した。 |
所 在 地 | 港区 三田 |
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コンセプト | 都心の極小敷地に建つ家。 |
仕 様 | 鋼板サンドイッチパネル構造 |
特 徴 | 極小敷地を最大限に利用するため、柱や梁の代わりに鋼板パネルを使用し、ゆとりのあるスペースを実現した。 |
所 在 地 | 宮城県仙台市太白区旗立2丁目 |
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コンセプト | 「食」をとりまく全ての産業を総合した宮城大学の食産業学部キャンパスは、豊かな自然に抱かれた丘陵地にゆとりをもってレイアウトされた校舎群がならぶ。 キャンパス入口のインフォメーションプラザから、管理棟・実験棟に向かう鉄骨アプローチアーケードは自然環境となじみながら食産業学へのアプローチとして来る人を誘導している。 |
仕 様 | アプローチアーケード鉄骨(ドブメッキ) |
特 徴 | 円柱と格子梁からなるアーケードは、構造計算のうえ採光面を大きく取れる形状とした。 各部材は工場製作後、耐食性とコンクリートの付着強度を増すため亜鉛メッキ処理し、現場溶接で設置した。 |